Ads ノードは、レスポンシブ検索広告(RSA)のクリエイティブを Google Ads から Agent ワークフローに直接取り込みます。広告ごとに、広告見出し、説明文、最終ページ URL、パフォーマンス指標を返します。
Ads ノードは、Google Ads ノードのうちクリエイティブを扱うレイヤーです。他のノードが、どのクエリで広告が表示されたか(Search Terms)、どのキーワードに入札しているか(Keywords)などを扱うのに対し、このノードは広告クリエイティブそのものと、そのパフォーマンスに焦点を当てています。
広告コピーを大規模に監査したい場合、書き直しが必要なクリエイティブを特定したい場合、または AI エンジンが現在あなたのカテゴリーをどのように説明しているかとメッセージングが一致しているかを確認したい場合に、このノードを使用します。
このノードを使用する場面
Ads ノードは、次のようなタスクに使用します。
- RSA クリエイティブの監査: 配信中のすべての広告見出しと説明文を取得し、大規模に評価します
- コピーの改善: パフォーマンスの低いクリエイティブを特定し、書き直し案を生成します
- ブランドボイスのスコアリング: ブランドガイドラインやトーン&ボイスのルールに照らして広告コピーをスコアリングします
- AI 検索との整合: AI エンジンが現在あなたのカテゴリーをどのように説明しているかと、広告のメッセージングが一致しているかを確認します
- 週次の広告ダイジェスト: 検索語句やキーワードのデータと合わせて広告パフォーマンスを 1 つの週次サマリーにまとめ、チームに共有します
ノードの設定
Google Integration(必須)
以前に接続した Google アカウントを選択するか、+ Add integration をクリックし、指示に従ってアカウントを接続します。この設定は 1 回だけ行います。インテグレーションを追加すると、Profound の Settings > Integrations で削除するまで、今後のすべてのセッションで利用できます。
Google Ads Account(必須)
ドロップダウンから Google Ads の顧客アカウントを選択します。ピッカーでは、MCC アカウントとサブアカウントの両方を選択できます。
Campaigns
ドロップダウンから広告キャンペーンを選択します。有効なすべてのキャンペーンを含めるには、このフィールドを空欄のままにします。
Ad Groups
ドロップダウンから広告グループを選択します。選択したキャンペーン内のすべての広告グループを含めるには、このフィールドを空欄のままにします。ドロップダウンに広告グループのオプションを表示するには、Campaigns フィールドで少なくとも 1 つのキャンペーンを選択してください。
Date Range(必須)
広告パフォーマンスを取得する期間を選択します。利用可能なプリセット(今日、昨日、過去 7 日間など)から選択するか、カスタム期間を設定します。
Output Fields
出力に含めるフィールドを選択します。オプションには、Impressions、Clicks、Conversions、Campaign Type、Bid Strategy Type などの指標やキャンペーンの詳細が含まれます。フィルターなしで出力を返すには、このフィールドを空欄のままにします。
Output Label
このステップの出力にわかりやすいラベルを入力します(例: ad_data、rsa_performance_last_7_days)。このラベルは、後続のノードで参照する変数名になります。
このノードは、広告データを JSON 形式で出力します。出力には次の情報が含まれます。
- 広告見出し、説明文、最終ページ URL
- パフォーマンス指標: 表示回数、クリック数、費用など
出力の渡し先:
- Prompt LLM: クリエイティブの監査、ブランドボイスのスコアリング、コピーの書き直し案、AI 検索トレンドとの整合チェックなどの AI 分析
- Slack: 広告クリエイティブの週次ダイジェストをチームのチャンネルに自動投稿
- Google Sheets (Write Row) ノード: 広告パフォーマンスデータを継続的に記録
- Code ノードまたは Conditional ノード: データをフィルター、並べ替え、切り出し(例: CTR 上位 10 件のクリエイティブのみを残す)してから、整理されたデータセットを LLM に渡す
使用例: RSA クリエイティブの監査
配信中のすべての広告クリエイティブをブランドガイドラインに照らしてスコアリングし、書き直し候補を自動的に抽出する Agent を設定します。構成例は次のとおりです。
1. Ads ノード
- Google Integration を選択し、Google Ads Account に Google Ads アカウントを設定します
- Date Range を過去 7 日間に設定します
- 必要に応じて Campaigns、Ad Groups、Output Fields のフィルターを設定します
- Output label を
ad_data に設定します
2. Prompt Responses ノード
- Date range を過去 7 日間に設定します
- Topics ドロップダウンから関連するトピックを選択します
- トピックを選択すると関連するプロンプトが自動的に選択されます。選択内容は Prompts ドロップダウンで編集できます
- Output label を
ai_prompt_responses に設定します
Ads ノードと Prompt Responses ノードのデータは、Prompt LLM ノードに直接送信するには大きすぎる場合があります。Agent Assistant を使用して、前処理のステップを Agent に組み込んでください。
3. Prompt LLM ノード
-
プロンプトを入力します。
-
Output label を
creative_audit に設定します
4. Slack ノード
- 更新を受け取る Slack ワークスペースとチャンネルを選択します
- メッセージテキストを入力するか、Message フィールドで
creative_audit 変数を使用します
ベストプラクティス
キャンペーンと広告グループで範囲を絞る
すべてのキャンペーンと広告グループから広告データを一度に取得すると、扱いきれないほど大きなデータセットが返される場合があります。組み込みのキャンペーンと広告グループのフィルターを使用して、後続のノードに渡す前に結果の範囲を絞り込んでください。
まず List Campaigns ノードを使用して有効なキャンペーンを把握したり、キャンペーン名を ID に対応付けたり、すべてのキャンペーンにわたってワークフローを動的に展開したりできます。
他の Google Ads ノードと組み合わせる
Search Terms と組み合わせると、ユーザーが何を検索し、どの広告を見て、その広告がどのようなパフォーマンスだったかを確認できます。
Keywords と組み合わせると、入札単価の高いキーワードが RSA の広告見出しのコピーに含まれているかを確認できます。
Profound のデータと組み合わせる
Ads ノードは単体でも便利ですが、Profound のデータノードと組み合わせることで最も効果を発揮します。
- Prompt Responses ノードを追加して、実際の AI エンジンの表現に照らして広告コピーをスコアリングします
- Citation Pages ノードを追加して、ランディングページ(最終ページ URL)がすでに AI エンジンに引用されているかを確認します
出力データを処理する
期間が長い場合、Ads ノードは数百行を返すことがあります。大きなデータセットを Prompt LLM ノードに直接渡すと、トークンの上限に達したり、ボリュームの少ない無関係な語句によるノイズが入ったりするおそれがあります。
データを前処理するには、Agent Assistant を使用するのが効果的です。データに対して行いたい処理を説明すると、Assistant が適切なノードを選択して Agent に挿入します。